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㈱日本環境科学はチーム・マイナス6%に参加しています。
社長対談 地球環境浄化の革命人
 今を乗り越える明確なヴィジョンを持って生きる「虹の天使」たち・・・
第4回対談
PMC株式会社 中野善夫 氏
今回の社長対談は、PMC株式会社の中野善夫会長です。

1992年、霊園前 (現 南平岸) に当社の前身である北海道環境研究所の事務所を開設した時の最初の訪問者が、実は中野さんの会社のスタッフの方でした。それがきっかけで、ご一緒に飲みに行ってからのお付き合いなので、もう16年来という、知人以外で当社の商品を初めて買っていただいた記念すべき最古のお客様でもあります。

初めて飲みに行ったその時、「北出君、成功者というのは、成功するまであきらめなかった人のことだよ。」と言われました。もし、その一言がなければ、今の自分も、今の会社もなかったかもしれません。私にとっては、それほど意味を持った、励みになった言葉でした。

今となっては、「大丈夫かな?」「売れないだろうな!」「いつやめる?」と思ってたなどの本音?の裏話もでてきますが、弊社法人化の際には、快く出資もしていただきました。
また、中野さん宅で、世話のできなくなったまるこ(ミニチュアダックス)は、うちで引き取らせていただきました(笑)。

そんな中野会長との対談です!

PMC株式会社 http://www.pmc-h.jp/

(北出) 中野さんが経営コンサルタントとしてスタートされたいきさつはどういうものですか?

(中野) マス研の設立は1985年。札幌本社になったのが、1990年くらいかな?
もともと会計事務所出身なんで、その会計事務所の中で一般的な企業の税務とか会計とかは勿論なんだけど、経営とかのアドバイザリーサービスというコンサルティング部門立ち上げたんだよね。でも、25年前というのは一般企業にとって、情報とかノウハウという無形のサービスにコストを払うという概念・認識がまだまだ薄かった時代だったんだけれども・・・。
会計事務所の仕事のベースというのはどうしても過去の分析が基本となるわけで、自分としてはもっと未来に向かった戦略的な仕事がしたかったんだよね。

(北出) でも、会計事務所の中でも、現状分析から未来の指標を描いていくということもしてますよね?

(中野) もちろん。MAS(マス)、マネジメント・アドバイザリー・サービスといって経営戦略の策定や営業構造の改善などのアドバイスをしたり、コンサルタントを提供するということはあるんだけど、25年前で言うとそれはあくまで会計事務所のクライアントサービスの一環、つまり顧問料の範囲内でのサービスということになる。すると、どうしても限界が出てくる。
でも、もっと時間をかけて、経営者と協議をして、ダイナミックに展開しなければならないし、またビジネスにするためには、どうしても別会社としてスタートする必要があった。自分としても、もっと未来に対して前向きな仕事がしたかったし・・・。これがマス研のルーツ。確か87年か88年に、本社を小樽に移転して、後志管内の企業コンサルから始めた。結果的には、小樽の有名企業とはほぼ繋がりができて、92年に札幌に本社を移転して、半年くらいで北出君に出会ったと思う。当時うちの会社にいた大浦という社員が、「変な店があって、変な人がいる。」と(笑)。
その時期、僕は経営やコンサルのノウハウを集積するためにあちこち動いていてたので友人・知人のネットワークが全国にあるんだけれども、仕事とは少し離れるようなこと、例えば不思議世界なんかも結構好きで、いろいろ出かけていた。
(北出) 由仁町の怪しい倉庫や、キヨ・ササキ・モンローさんの講演会でお会いした時にはビックリしました(笑)。

(中野) 経営コンサルタントという仕事は、ものすごくロジカルな世界なんだけど、けれどロジカルな事だけでは解決できない、その背景はもっと違うところにあると感じることが今でもたくさんある。あまり、口には出さないけど・・・。

(北出) 私は美容師さんと仕事をすることが多いのですが、その中で感じることは、不思議世界に関しては以前ほどではないですが、やはり嫌悪する人たちが他の業界の経営者より多いように感じます。最初は感覚的な仕事をする人たちだから、もっと受け入れてくれるのかと思っていたんですが・・・。でも、どうしてだろうと考えた時に、美容師さんというのは今の流行りなんかを敏感に取り入れて、形として「今」を表現しなければならない。一方、経営者の方々というのは、5年後、10年後というまだ見えない先のことを考えながら、経営というものを考えていかなければならないから、どうしても情報や知識を集めていく過程で、見えないものや不思議世界も在るものとして受け入れた方が、すっきりと自分の中で消化できるのではないかと・・・。

(中野) そうだよね。そういう人がたくさんいる。経営には原理・原則があって、経営学として確立されているものもあるんだけれど・・・。当然その原理・原則は経営においては外してはならないことだと思うけど、じゃあその原理・原則って何によって構成されたかというと、結局は人の行動でしょ。単に数式や算式だけで答えが出てきたわけではなくて、その事後、あとでつけた仮説だから。もともと経済活動のベースにあるものって、人間の思考と行動しかないわけで、じゃあ、その人間というものを知らないと実は経営がうまくいかないというのも、原理・原則なわけで・・・。何故より多くの人がそういう行動を起こしていくのか、その行動の結果どう進歩していくのか、そして、世の中というのはその思考と行動の結果として変化していくわけだから、だからその人間がどういうものかと焦点をあてて探求していかないと、結局、経営というものはうまくいかない。経済の、そのサービスとなる対象である人間をよーく見ていくと、パターン化されていることもたくさんあって、そうとは知らずに行動している人もたくさんいるわけだけど、そこに焦点をあてているものとかが現実にたくさんある訳でしょ。例えば一例で言うと、宗教の世界なんかもその一つ。目に見えるもの、耳で聞こえるもの、手で触れるもの以外は現実として認めないという人もたくさんいるけど、そうでない世界に繋がっている人たちもたくさんいる。それが真実かどうかは別にしてね・・・。

(北出) 少し話が逸れますが、先日、お笑い芸人の方がハワイで、こだま(森の精)が写っている写真をテレビで紹介されていたそうです。三つくらいのこだまが写っていたそうですが・・・。でも、ちょっとこれを見てください。凄くないですか、コレ!
知人から貰った写真ですが、屋久島だそうです。これを見た時に、宮崎駿さんはこれが見えていたんだなぁとびっくりしました。倉本聰さんのニングルもそうですがこういうものが見えている人たちもたくさんいるのかと・・・。最近、私はこの地球って、私たちが可視光線で見えている存在以外にもたくさんの生命があって、そんな存在たちとのコラボレーションで実はこの星が成り立っているのだと思うようになりました。

(中野) 凄いね・・・。
こういう不思議世界を信じるとか信じないとか、論理的に説明できるかどうかとかは僕のコンサルタントという仕事上から言ってしまうと意味を持たないことだけど、でも経営という観点で企業の成長を考えた時に、企業って経営者の思いが形になったものでしょ。つまり、ゼロから有を生んでいく・・・。
その不思議さを突き詰めていくと、単純に論理だけでは割り切れるものではないということも確かなんだよね。人間は自分の思考が現実化していく過程を、生み出していく生き物だよね。思考しない限り会社も立ち上げないわけで・・・。最初は、お客様がいるわけでも、素晴らしいサービスがあるわけでもない。頭の中で、脳で構成されたものが、目の前に具現化されていく過程を辿っていく。何もないところに、物事が出来上がっていくって、これも不思議といえばある意味不思議な世界だよね。その源泉は思考だよね。その経営者が考えたことが形になっていく。北出君のところも、これだけ世の中に支持される企業になるっていう現実は、それは北出君の思考が具現化したということでしょ。ただ、経営コンサルタントとしての仕事としては、ロジカルに、論理的に、マーケティングとイノベーションを企業の中にどう取り込んでいくか。営業構造を変え、商品力を強化し、人材能力を向上させ、組織構造を変え、財務体質を改善するステージに乗せるかということが仕事なんだけど、でも、本当のベースはその経営者が何を考え、何を思考するかということ。まあ、仕事ではそういう本質的な背景についての話はほとんどしないけど、でも、そういうスピリチュアルなものを持っている経営者の方がやっぱり強いよね。
(北出) 私は、スピリチュアルなことを意識的に考えたりしてきた訳ではないんですね。
例えば、私のサラリーマン時代はバブル経済の真っただ中で、いらないのに買ったり、まだ使えるのに捨てたリ、必要ないのに義理で買ってもらったりと異常な時代でした。自分の中では、こんな時代が長く続くはずがない。何よりもっと当たり前というか、人の役に立っているというか、社会の役に立っているという実感と誇りが持てる仕事がしたいと会社を飛び出しました。そして、これからの時代は環境や福祉というものが大切だと考え、エコロジストではありませんがキャンパーだったこともあって、なんとなく環境系を選んだというか・・・。

(中野) 一般的に経営の中では、そのことを先見性と言ったり、洞察力と言ったりするわけだけど、その根っこは感受性だよね。共感・共鳴できるか、自分の中で自然に受け入れられるかというような・・・。

(北出) ただ正直、当時は社会の環境意識もまだまだ希薄な時代で食べるのもやっとでしたが、怪しい言い方になりますが、とても大きな宇宙的な変化の中で、この社会や価値観がこれから大きく変わっていくという根拠のない自信というか、確信みたいなものがありました。

(中野) 成長過程にいる経営者で、そういう実感を持っている人は結構多いね。自分を信じて感じるままに、というか、何かに導かれてきたというような・・・。普段仕事上ではバリバリ理論武装する戦略家だから、そういう表現は適切ではないかもしれないけど・・・。

(北出) それよく解ります。私も数年前までビーワンの講師として1万人以上の美容師さんとお会いしてきましたが、ビーワンは論理的・化学的に説明できないということを論理的・化学的に説明しなければならない(笑)。そういう部分では、私も思いっきり理論武装しました。

(中野) 経営だけではなくて、自然科学の中には理論的に説明できないことがたくさんあるよね。例えば、医療の分野でいうと、麻酔というもの。何故、どういう過程で覚めるということは、学問的には解っていない。累積体験の中で確立されたもので、ただ事実だけがある。化学でいう、触媒も同じ。こうすれば、こうなるという事実・結果があるだけで学術的な裏付けはない。我々は何気なく、この社会は論理的に学術的に説明できるものの上に成り立っていると考えがちだけど、論理的背景がないものも実はたくさんあるよね。そういう意味では、論理的に説明できないものを排除するという考えは、当たり前のようだけど本来はおかしいよね。

(北出) 人は一般的に、自分の受け入れたくないもの・認めたくないものには、強く論理的な説明を求めてしまうのではないでしょうか。

(中野) 前向きに明るく生きていくためには、楽しくできることが必要だよね。楽しくないと続かない訳で。そして根底のところでは、それが人の役に立っていないと続かない。誰からも評価されなければそれは疎外感だし、そうなると前向きに明るくは生きていけない。

(北出) 宇宙の基本法則は原因と結果の法則ですよね。例えば、種を蒔かなければ、結果として芽も出ないし、花も咲かない。つまり、自然界は素直にその宇宙の法則を表現しているんです。そしてよく見てみると、花は昆虫に蜜を与え、昆虫は花に集まることで受粉を可能にしている。鳥は食べた木の実の種だけは、消化せずに糞として落としていく・・・。つまり、ある存在は他の存在の役に立つことでこの自然界自体が成り立っているということです。そしてそのことは、私たちの社会でも仕事でも同じであるということに改めて気付きました。すべてが、法則の上に成り立っていると・・・。

(中野) 人間は食物連鎖の頂点にいて、下が崩壊すれば成り立たないのは論理的事実なんだけど、それを壊しているのもまた人間な訳だよね。食べ物が無くても、身体の70%を占める水が汚染されても生きていけない。論理的に考えれば、それは自分を殺すこと、子供達の未来を奪うことだと理屈で解っていても行動を変えれない人たちが、現実にはたくさんいるよね

(北出) さて、美容業界にもコンサルタントに入っていただきましたが、実際にはどうお感じになりましたか。

(中野) 美容業界というのは、支援することには価値があるとは感じている。歴史のある業界で外から見るととても派手な華やかな仕事のように見えるし、一昔前はカリスマ美容師ブームで持てはやされたけど、現実、現場は体質的には古いままというか・・・。美容室のスタッフは、労働環境も労働条件も処遇も、つまり社会的地位が非常に低い。労働三法すらほとんど守られていないのが現実だし。

(北出) 昨年11月に東京で、アッシュという大手サロンの従業員たちが中心になって、ユニオンを作って経営側と労使交渉を始めました。我々は、正社員なのにワーキングプアだと・・・。今のところこの流れは東京・神奈川が中心ですが、やがて全国的なものになっていくと私は感じています。

(中野) そうなるとスタッフを抱えている店の8割は潰れると思う。今現在の収益性、経営手法、マーケティングレベルなんかを考えた時に、もし今瞬間的にそうなったら8割どころではすまないかもしれない。でも時代は明らかにその方向にある訳で、だからこそ、美容室自体が企業化していく必要がある。美容室のオーナーが、経営者として生きていくということを決意していくということだよね。そして、例えば僕らがお付き合いさせてもらってる美容室オーナー達は基本的に、スタッフの夢を実現させてあげたい、一生の仕事として豊かな生活をさせてあげたい、本当の意味でお客様を守りたい、社会の役に立っていきたいと考えている人たちだよね。でも、そういうふうに本気で考えている美容室オーナーって業界全体では少ないような気がする・・・。美容室経営は、将来にわたってお客様を囲い込んでいかなければならないけど、お客様つまり生活者の視点に立った時、経皮毒や薬害という問題がこれからはどうしてもある訳で・・・。きれいや健康と言いながら、事実は不健康でスタッフもお客様も被害を被っている。本当にかわいそうな手をしているスタッフがたくさんいるよね・・・。

(北出) 年間一万人以上の美容師が、手荒れで辞めていくとも言われています。事実、美容師の手荒れはこの国最大の職業病です。我々、ビーワンを扱う美容室で組織するBSC(理美容協同組合)では今、手荒れで志半ばにこの業界を去らざるを得なかった人たちに、もう一度美容の現場で働いてもらおうと積極的に働き掛けています。

(中野) これから情報公開の流れの中で、いままでオープンにしたくなかったこと、隠しておきたかったことの蓋が一つ一つ開いていくことになる。その時にどう対処していくのか-。経営者になるということは、組織構成員に対して責任を持つということ。社会に対して責任を負っていくということ。つまり、適切な経営をしていかないと生き残っていけないということなんだよね。例えば、そういう問題を解決するひとつとしてビーワンがあるし、ビーワンだけじゃないかもしれないけど、僕は今までいろいろ見てきて、今のところビーワンしかは知らないし・・・。

(北出) ビーワンが世に出て12年。実は、水パーマ系のものって200アイテムくらいはあったと言われています。ほとんど、消えていったようですが・・・。じゃあ、ビーワンとの違いは何かって考えた時に、本質的には商品というよりも、やはり扱う人の思考・思想なんですね。目新しいからとか、珍しいからとか、儲かりそうだからという商材ではなく、お客様を守りたい、スタッフを守りたい、環境を汚したくないという思いや、ビーワンをきっかけに何を社会に投げかけ成していくのかというような・・・。12年間、そんな発信・活動を続けてきました。そのことが今となっては社会的な信頼にも繋がっています。本気でないと12年間も続けられないので。昔は、胡散臭いとか宗教的だとか言われたりもしましたが(笑)。

(中野) そういう意味では、ビーワンは善の循環の中に入ったような気がするね。美容業界では、そうでないところとの二極化はますます大きくなっていくだろうけど・・・。
やはり、原点はその人の思考というか生き様だよね。 楽しいか。後ろめたくないか。誰かを犠牲にしていないか。それは誰かの喜びの上に成り立っているか。その当たり前のことがこれからの時代、ますます大切になっていくよね。

(北出) そうですね。まったく同感です。自分も道から外れないように心がけていきますので、これからもよろしくお願いします。

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